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子どもの医療費 自己負担0 円は、無料なのではありません

お子さんを病院に連れていったとき、窓口での支払いが0 円で済むことがあります。そのため、お子さんの医療費は"タダ"だと思って安易に病院にかかってしまう人がいますが、本当は…。

実は、7割(または8割)を健保組合が負担しています

医療機関の窓口に保険証を提示すると原則3割の自己負担を支払い、残り7割は健保組合が支払います。これが健康保険のしくみです。
自治体によっては「子ども医療費助成制度」があり、「子ども医療費受給資格証」を提示すると子どもの医療費の支払いが0円で済むことがあります。
誤解されがちですが、子どもの医療費すべてが0円になるのではありません。健保組合が7割または8割を負担し、自己負担分を自治体が助成しているのです。
健保組合が負担する医療費の財源は、みなさんから納めていただく保険料です。加算のかからない平日・昼間の受診を心がけるなど、適切な受診をお願いします。

※子ども医療費助成制度:自治体ごとに受給要件や対象年齢が異なり、全額助成のところもあれば一部を助成する自治体もあります。

受診すべきか迷ったら…電話で相談を

子どもは急に熱を出したり、思わぬケガをすることがあります。とくに休日や夜間だと救急病院に連れて行くべきかどうか迷ってしまうことがあります。「心配だから、とりあえず救急病院にかかっておこう」と判断する前に、まずは電話で相談する方法もあります。

 

■小児救急電話相談 #8000

小児科の医師や看護師から症状に応じた適切な対処方法についてアドバイスが受けられます。

※小児救急電話相談が利用できる時間は自治体によって異なります。

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