令和6年度 収入・支出予算のお知らせ

昨年は、新型コロナウイルス感染症の初確認から３年が経過し、５月には５類に移行されたことで、人流も回復し社会が正常化に向け動き出しました。
一方で、医療費はさらなる増大とともに、拠出金の増加が続く厳しい状況となっており、今後もさらなる財政の悪化が続くと見込まれています。
このような状況の中、当健康保険組合の令和６年度予算編成状況については、令和４年度の概算払いの精算により納付金が前年度比13,103千円増加し、納付金と保険給付費を合わせた義務的経費は、保険料収入に占める割合が89.7%にも及んでおり、対前年比2.0ポイント増と引き続き厳しい財政状況に変わりありません。
また、介護保険についても同様に、令和４年度の概算払いの精算により介護納付金が前年度比30,813千円の減少となりましたが、令和６年度の概算負担率のほうが当健保の介護保険料率より高いことから、今後、保険料率引き上げについて検討せざるを得ない状況となっています。