令和5年度 収入・支出予算のお知らせ

昨年は、ロシアによるウクライナ侵攻により、エネルギーや食料の価格高騰、サプライチェーンの寸断、世界的インフレ等が進行し、我が国経済の見通しは未だ不透明のままです。また、新型コロナウィルス感染症への対応、ワクチン接種は一定程度進んだものの、度重なる変異株の出現によって、1日当たりの感染者数は幾度も過去最多を更新いたしました。

このような環境における、当健康保険組合の令和5年度予算編成状況については、令和3年度の概算払いの精算により納付金が前年度比0.9億円の減少となりました。納付金と保険給付費を合わせた義務的経費については、保険料収入に占める割合が87.7％にも及んでおり、引き続き厳しい財政状況に変わりありません。

また、介護保険についても同様に、令和3年度の概算払いの精算により介護納付金が前年度比0.1億円の減少となりました。しかしながら、令和5年度の概算負担率のほうが当健保の介護保険料率より高いことから、今後、保険料率引き上げについて検討せざるを得ない状況となっています。